ムーンカレンダー

2022年9月の #ムーンカレンダー #月齢カレンダー を今月も追加で作りました。
9月の満月は10日で旧暦八月十五日の仲秋の名月にあたりますので、このカレンダーで見逃さないようお役立て戴ければ幸いです。
この他にもTitterでも毎月ムーンカレンダーを公開しています。

Stalight Moon Calendar 2022-09

星座盤に月の位相をプロットしたものです。
天の北極を中心にしていますがActionScriptで描いているので精度が低く今後は星図盤の月遠近をし示す白道プロットは止めるかもしません。
PDFファイルは上記見出しリンクから印刷用にお使い戴けますが、JPEGはPCの壁紙としてお使い戴けるかと思います。
製作サイズはA3のため壁紙として使用する場合は画面サイズに合わせてご使用下さい。

星座盤2022-09

以前何度か製作していた星座盤の周りに月の位相を配置したもので今月も作成しました。
星座は正確に12等分されているわけではないので実際の月の居る位置とは若干ずれてしまいます。
縦盤でこちらもA3サイズで作成していますので用紙に合わせてプリントして下さい。
PDFファイルは見出しリンクからダウンロード出来ます。

2023年版のムーンカレンダーは色々な形でご提供できるように準備しています。
気に入って戴けたら幸いです。

新月の願い事

新月の日に願い事をすると叶えることが出来ると古くから言い伝えられてきました。
今日は折しも新月を迎えますので太古の時代から信じられて来た新月の願い事について簡単にご説明します。

新月の願い事は古くから主に西洋で信じられてきたもので、現代でもその力を信じて新月に願い事をする人が少なからずおられるようです。

願い事の仕方はとても簡単ですが、幾つか注意点がありますのでそれらを守ってちょっと願い事をしてみるのも楽しいものです。

新月に願い事して叶えてみましょう

願い事は必ず新月を過ぎてから

2022年8月27日は新月ですが、日付が変わるとすぐに新月になるわけではありません。
今日の新月は17時17分で正確に新月を過ぎてからお願い事をすることが大切なようです。
フライングで願い事をするのは良くない事とされていますので、ここだけは注意して下さい。

新月を迎えてから数時間以内に願い事を必ず紙に書きます。
内容は自由ですが実現することを前提として「○○になります」といった形にします。

願い事は新月を迎えた瞬間から余り長い時間を経過しない数時間(8時間くらい)のうちにするのが良いとされているようです。
占星術で使われるボイドタイムは避けることが望ましいようですが、幸いにも今日のボイドタイムは10時半頃に終わっています。
次のボイドタイムは8月29日の午後に始まりますので、今日の17時17分以降ゆっくり願い事を考えてから紙に書く時間はありますので、焦らずに試してみると良いでしょう。

願い事は月の居る星座によってどのようなものが適しているかが大まかに決まっているようです。
8月27日の新月はしし座で迎えますので、自分自身に与えられた使命を全うできるような願いが良いとされているようです。
黄道12星座毎に様々な事柄があり、願い事によってどの星座で迎える新月の時が良いかは占星術などを元に決めるのが良いとされています。

願い事を書いた紙は何処か秘密の場所に保管する必要は無く、その後に読み返すことをしてもしなくても良いようです。

月と太陽の繰りなす輪廻

月と太陽は平均で29.53日で新月を迎えています。
この周期は1年の365日とは合致しませんので毎年少しずつ新月の星座は変わって行くことになります。

願い事は月の満月までに叶うとされるとする説もありますが、いつ叶うのかは自分次第と言ったところなのかも知れません。

何か新しいことを始めるような感覚で新月に願い事をしてみるのも良い事だと思います。
古くから伝わる新月の願い事について簡単にまとめてみました。

星座の呼び名

先日、ペガスス座の星座名について星仲間がもめていました。
ペガサス座かペガスス座か、どちらが正しいのか?そう問われて一瞬戸惑ってしまいました。

そもそも星座とは約5000年前のメソポタミア地方の羊飼い達が夜ごと明るい星々を繋いで英雄や動物の姿を描いたのが始まりと言われています。

それらはその後古代ギリシャに伝わり神話や伝説と結びついて行きます。
紀元2世紀頃にギリシャの天文学者プトレマイオスが現在の星座と殆ど同じ48星座に整理し、その後1500年以上もそのまま使われて来ました。

16世紀頃になって大航海時代を迎え望遠鏡の発達で48星座の隙間や星座のなかった南天にも南半球の珍しい動物や新しいコンパスなどの名を星座として作って行きました。

こうして勝手に作られた星座は100を超えてしまい1928年の国際天文学連合で88星座と定めて現在に至っています。

その際に定められたのが星座の学名で他の科学分野と同じラテン語名をあてることになりました。
学校教育においても教科書検定基準で学術用語を記述することとなっているため星座もラテン語読みの学術名を記載しているようです。

こうした事からラテン語の学名であるペガスス座が正しいとされていますが、ペガサス座と表記されることが多いのも現実です。
これはギリシャ・ローマ神話に登場する天馬がペガサスやペガーソスと呼ばれていたためで英語表示でもペガサスと読むことから科学館の学芸員なども神話の説明ではペガサスと使い分けているようです。

これはペガスス座だけに限った話ではなく、ヘラクレス座とヘルクレス座、コップ座とカップ座、テーブルさん座においては古くから日本ではラテン語読みの学名と同じメンサ座と呼ばれていたものがテーブルさん座と改められています。

それではペガサス座やヘラクレス座と決して呼んではいけないのでしょうか?

教育者や学術関係者はラテン語の学名を用いるべきと思いますが、一般には古くは数千年にも渡り神話や伝説などから呼ばれてきた背景を含めた名を多様性として認め伝えて行く事も必要なのではないかと言われるようになって来ています。

学名についての例で一番わかりやすいものとしては動植物があげられます。
一般に動物や植物の学名はすべてラテン語またはラテン語化された属名と種小名の組み合わせた二名式命名法に、命名者の名を足した三名式があります。
私達日本人に最も馴染みの深い桜の代表といえるソメイヨシノは学名をプルヌス・エドエンシスまたはプルヌス・エドエンシス・マツムラと言います。

一般にソメイヨシノをプルヌス・エドエンシスと呼ばなければいけないとすることはありません。
また園芸などでは学名より和名や園芸名で呼ばれることの方が圧倒的に多いと思いますし、教科書でもライオンやゴリラ、ツバキやイチョウなど殆ど全て和名で記載されています。
ニシローランドゴリラの学名がゴリラ・ゴリラ・ゴリラというのは少しネットでも有名になった話です。

話を元の星座に戻しましょう。

夜空を賑わす星々にはギリシャ神話の神々や伝説を元にした名前が星座になり数千年の歴史があるということです。
1928年にラテン語の学名が制定されましたが絶対に学名で呼んだり記載しなければならないと言うことではなく、学校教育でも表記や発音に対しては子供達の多様性を認める風潮がありますし、星座の呼び名の背景も含めて伝えることも大切な教育なのではないかと言われ始めていることを最後にお伝えしておきたいと思います。

さて、あなたはペガスス、ペガサスどちらの呼び名が良いですか?

ムーンカレンダー

2022年8月の #ムーンカレンダー #月齢カレンダー を追加で作りました。
以前作成していたもので作成手順などを忘れかけていたのでサンプルで作ったものです。

Stalight Moon Calendar 2022-08

星座盤に月の位相をプロットしたものです。
天の北極を中心にしていますがActionScriptで描いているので精度が低く今後は製図盤内の白道プロットは止めるかもしません。
PDFファイルは上記見出しリンクから印刷用にお使い戴けますが、JPEGはPCの壁紙としてお使い戴けるかと思います。
製作サイズはA3のため壁紙として使用する場合は画面サイズに合わせてご使用下さい。

壁紙用画像は Stalight Moon Calendar 2022-08

星座盤2022-08

以前何度か製作していた星座盤の周りに月の位相を配置したものです。
星座は正確に12等分されているわけではないので実際の月の居る位置とは若干ずれてしまいます。
縦盤でこちらもA3サイズで作成していますので用紙に合わせてプリントして戴けます。
PDFファイルは見出しリンクからダウンロード出来ます。

コロナ禍で色々と実施できなかったことが沢山ありましたが、2023年版のムーンカレンダーは色々な形でご提供できるように準備して行きたいと思います。
気に入って戴けたら幸いです。

土用二の丑

2022年8月4日 #旧暦七月七日
#七日月 #七夕 #土用二の丑
土用は立秋前の十八日間のことで7月23日と8月4日が丑の日となり、季節の変わりめに精の付く「う」の付くものを食べると良いとされて来ました。
一般には「うどん」や「うり」に梅干しが食されていましたが今では鰻が主流となっています。
他にも土用しじみや土用たまごなどもこの時期に良いとされています。
また、丑湯(うしゆ)という桃の葉などの薬草を入れた熱い湯に浸かって疲れを取っていたそうです。
梅雨明けの時期にも重なり、湿気を帯びた寝具に衣類や敷物の他に掛軸や武具なども天日や陰干などで虫干し(土用干し)が行われていました。
今年は伝統的な七夕とも重なり美味しいものを沢山戴いて夜空を見上げるのも良いものですね。